解説 なぜタイラバのタングステンヘッドは高いのか?鉛との違いと使い分け

釣り解説・理論

はじめに

タイラバを始めると、多くの人が最初に驚くのがタングステン製のヘッドの値段
鉛の2倍以上することもあり、「なんでこんなに高いの?」と疑問に思う方は多いでしょう。

この記事では、タングステンが高価な理由、鉛との違い、製造背景や生産国の事情、そして釣果にどう直結するかを詳しく解説します。


タングステンとはどんな金属か?

  • 比重が高い:19.3(鉛は11.3)
  • 硬い金属:非常に加工が難しい
  • 融点が高い:3422℃(鉛は327℃)
    👉 この特性のため、小さいサイズで重量を出せる=潮の抵抗が少なく沈下が速い

つまり、同じ60gでも鉛よりタングステンはシルエットが小さい
これが釣果アップの最大の理由です。


タングステンが高い理由

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  1. 原材料そのものが高い
    • 世界的に鉱石(タングステン鉱)が限られており、中国が70%以上を産出。
    • 希少金属のため、価格は常に高止まり。
  2. 加工コストが高い
    • 鉛は型に流し込むだけで簡単に成形できるが、タングステンは粉末を高温で焼結する必要がある。
    • 専門設備が必要で、生産効率が低い。
  3. 需要が釣り以外にもある
    • 軍事・産業・医療分野で使われる(金属材料・電極・弾丸・X線遮蔽など)。
    • 世界的な需要に引っ張られて価格が下がらない。

生産国の事情

  • 中国:世界シェア70%以上。価格に大きな影響を与える。
  • ロシア・ベトナム:2位、3位の産出国。
  • 日本:タングステン鉱石はほぼ産出せず、海外依存。

👉 つまり、日本メーカーのタングステンジグやタイラバヘッドは「原料から高価」にならざるを得ないのです。

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鉛とタングステンの違い(比較表)

特性 鉛 タングステン 比重 11.3 19.3 大きさ(60g) 大きい 小さい 着底の速さ 遅い 速い 潮の影響 受けやすい 受けにくい 価格 安い 高い 釣果 条件による 安定しやすい


グラフ:鉛とタングステンの比較

特性 タングステン
比重 約11.3 約19.3
大きさ(60gの場合) 大きめ 小さめ
着底スピード やや遅い 速い
潮の影響 受けやすい 受けにくい
価格 安い 高い
釣果 条件による 安定しやすい


釣果に直結するメリット

  • 着底が速い:潮が速いエリアでも効率的に探れる
  • レンジキープが容易:狙いの水深に長くルアーを留められる
  • シルエットが小さい:食い渋り時にも口を使わせやすい

特に二枚潮やディープエリアでは、タングステンが圧倒的に有利です。


使い分けの考え方

  • 浅場・潮が緩い → 鉛で十分
  • 深場・潮が速い → タングステン一択
  • 初心者 → まずは鉛で練習
  • 慣れたらタングステンに投資して釣果UP

まとめ

  • タングステンが高い理由は「原料が高い+加工が難しい+需要が多い」
  • 釣果的には投資する価値がある
  • ただし浅場や潮が緩い時は鉛でもOK
  • 最初は鉛、ステップアップでタングステンを使うのが現実的

外部リンク

・タングステンってなあに?

タングステンの特長