カワハギ特集|生態・旬・食べ方から東海エリアの釣りスポットまで徹底解説

ファミリー釣り

はじめに



「エサ取り名人」の異名を持つカワハギ。小さな口で器用にエサだけをついばむ姿は、釣り人を悩ませながらも熱中させる魚です。釣って楽しい、食べて美味しい魚として、初心者からベテランまで人気が高いターゲットのひとつです。

特に東海エリア(愛知・三重・静岡)はカワハギの好漁場が多く、船釣り・堤防釣りの両方で楽しめます。この記事では、カワハギの生態や特徴、旬の時期、東海エリアでの釣り場、釣り方、食べ方までを徹底解説していきます。


カワハギの生態と特徴

カワハギは「カワハギ科」に属する魚で、体が平たく、側扁しているのが特徴です。名前の由来は「皮を剥ぎやすい」ことから。実際に調理する際は、手で簡単に皮がはがれるので料理人にも扱いやすい魚です。

主な特徴

  • 体型:平たいひし形で泳ぎは得意ではない
  • :小さく尖った口でエサをついばむ → エサ取りの名人
  • 食性:岩礁に付く海藻や貝類、ゴカイ類、小型甲殻類を捕食
  • 分布:北海道以南〜九州まで広く分布し、沿岸の岩礁域に多い

カワハギは海底付近を群れで泳ぐこともありますが、単独行動をする個体も多く、堤防の足元や牡蠣殻が付いたテトラポッド周辺にもよく見られます。


カワハギの旬

カワハギは一年中釣れる魚ですが、特におすすめの旬は 秋〜冬(10月〜12月) です。

季節ごとの特徴

  • :小型が多く、群れで行動。釣りやすいがサイズは期待薄。
  • :数釣りシーズン。堤防から小型が狙える。
  • :良型が増え、脂が乗り始める。最盛期の入口。
  • :肝が肥大化し、食味の最高潮。釣っても食べても最高の季節。

特に冬場は「肝パン」と呼ばれるほど肝が大きくなり、刺身を肝醤油で食べるのが定番スタイルです。


東海エリアでのカワハギ釣りスポット

愛知県


三重県

  • 鳥羽沖(鳥羽市)
    船宿が多く、秋冬はカワハギ狙いの釣果が安定。エサ取りが多く難しいが、腕の見せどころ。
  • 志摩沖(志摩市)
    水深のあるポイントが多く、大型カワハギが狙える。冬場の肝パン個体に人気集中。
  • 五ヶ所湾(南伊勢町)
    湾内は比較的穏やかで、初心者でも安心して狙える。堤防からの小物釣りも可能。

静岡県


カワハギ釣りの仕掛けと釣り方

船釣り

  • 仕掛け:胴突き仕掛け(オモリ20〜30号、ハリ数本)
  • エサ:アサリの剥き身が最強。事前に塩締めして使うのが定番。
  • 釣り方:竿先に「コツコツ」という小さなアタリ → ためらわず即アワセ

👉 船釣りは難易度が高い分、良型を狙えるのが魅力。


堤防釣り

  • 仕掛け:ブラクリ仕掛けや小型胴突き仕掛け
  • エサ:オキアミ、青イソメ、貝の剥き身
  • 釣り方:足元に落とし込み、竿先の小さな反応を逃さず合わせる

👉 堤防は小型主体だが、数釣りが楽しめる。子供連れでも挑戦しやすい。


カワハギ料理・食べ方

定番の食べ方

  • 刺身(薄造り)+肝醤油
    冬のカワハギといえばこれ。肝を溶いた醤油で食べると、フグにも負けない美味しさ。
  • 煮付け
    醤油と砂糖でシンプルに煮付けると、身がふっくら仕上がる。
  • 唐揚げ
    小型は唐揚げにすると骨ごと食べられ、子供にも人気。
  • 干物
    身がしっかりしているので一夜干しも美味。酒の肴に最適。
  • 味噌汁
    アラを使った味噌汁は濃厚で旨味たっぷり。

カワハギ釣りの魅力

カワハギは単なる「食べて美味しい魚」ではありません。

  • ゲーム性の高さ
    小さなアタリをとらえて合わせるテクニカルな釣り。ベテランでも夢中になる奥深さ。
  • 初心者でも楽しめる
    堤防で小型を数釣りできるので、ビギナーや子供にも親しみやすい。
  • 食卓を彩る魚
    肝醤油の刺身は一度食べると忘れられない味。家族や友人にも喜ばれる。

まとめ

カワハギは「釣りのターゲットとしての面白さ」と「食材としての価値」を兼ね備えた魚です。秋〜冬が旬で、肝パン個体を狙うなら東海エリアの伊勢湾・三河湾・遠州灘・志摩沖・御前崎沖がおすすめ。

初心者は堤防、小型狙いから挑戦し、慣れてきたら船釣りで良型を狙うのがステップアップの流れです。

ぜひこの冬、肝醤油で絶品のカワハギを味わってみてください。

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